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ひんけつしました?

「ひんけつ」しました…? という方に出会います。よく伺うと、めまいがして倒れそうになったということなのですが、「ひんけつ」するというのでなく、「貧血」という病態でその症状は実はふらっとするより、息切れ、動悸、疲れやすいみたいな、体力が落ちたかなっていう症状なのです。  貧血とは血液の中に流れている赤血球が足りないこと。赤血球は血液の赤さの本態です。そしてその赤さの中に、体中の細胞がほしがっている酸素が蓄えられ運ばれているのです。貧血の人は赤さが足りない。だから酸素が足りない。血液の一番大事な働きはこの酸素を体中に運ぶこと。酸素は細胞が生きていくのに無くてはならないエネルギー源です。だからこの酸素を運ぶ赤血球の少ない人はエネルギーが足りないからしんどいのです。酸素は呼吸によってだけ血液の中に、赤血球に取り込まれます。酸素を運ぶ赤血球が足りないなら、もっと酸素をたくさん吸い込もうと呼吸が速くなり息切れし、また赤血球が少ないなら何度も何度も回転させて酸素を運ばそうと心臓が回転を速めるので動悸が速くなるって訳です。  ではサ変動詞になってしまった「ひんけつ」するとは? これが「脳貧血」といわれる頭から血の気がひいた状態のことです。赤血球や酸素は本当は足りているのですが、分布が偏り、大切な脳に必要な酸素が届いていない状態なのです。そんな時はしばらく頭を低くじっとしていれば大丈夫。でもしょっちゅう「ひんけつ」する方は血圧や自律神経が疲れているかもしれません。「貧血」の方は原因を見つけなければなりません。たかが「貧血」といわないで、大きな病気が隠れていることもあります。そのお話はまた次回にすることにしまして、されど貧血。元気の素を大事にしましょう。

「宮っ子」「みみより 健康にいい話」より

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