高気圧酸素治療室

高気圧酸素治療室

上ヶ原病院が扱う、セクリスト社Model2800J高気圧酸素治療装置は患者様1名を収容する装置として、設計されています。


装置はASME規格に準拠しており、耐衝撃性と耐候性に富むアクリル樹脂製耐圧容器を採用。供給ガスの圧力によって作動する圧力制御システム、相互通信システムなどによって構成されています。

当院では本装置を使用し、一酸化炭素中毒・突発性難聴・難治性(放射線性)潰瘍や骨髄炎・腸閉塞などの疾患を中心に高気圧酸素治療を行っています。その他の適応疾患については、当院までお問い合わせ下さい。

また、当院は高気圧医学専門医・高気圧酸素治療専門技師がそれぞれ従事しており、日本高気圧環境・潜水医学会より認定施設として登録されています。 なお、当院は1名用装置を使用しており安全管理上の理由により減圧症の治療は緊急時(初回治療)及び軽症例を除いて原則行っておりません。詳細につきましては、当院までお問い合わせください。

診療内容

主な効果

1. 体内(血液中)の酸素量を増加させ、生体内の低酸素症を改善します。

2. 酸素の抗菌作用を利用し、細菌の発育を阻害します。

3. 生体内にできてしまった気体を圧縮し、再溶解することにより末梢循環の改善をし、
組織の浮腫を軽減させる生体内気体の圧縮・溶解効果があります。

診療科の対象疾患

【高気圧酸素治療保険適応疾患】

Ⅰ.減圧症又は空気塞栓(発症後1ヶ月以内、一連につき7回を限度とする)

Ⅱ.その他のもの

   1.一連につき10回を限度とするもの

      ア 急性一酸化炭素中毒その他のガス中毒(間歇型を含む。)

      イ 重症軟部組織感染症(ガス壊疽、壊死性筋膜炎)又は頭蓋内膿瘍

      ウ 急性末梢血管障害

        (イ)重症の熱傷又は凍傷

        (ロ)広汎挫傷又は中等度以上の血管断裂を伴う末梢血管障害

        (ハ)コンパートメント症候群又は圧挫症候群

      エ 脳梗塞

      オ 重症頭部外傷後若しくは開頭術後の意識障害又は脳浮腫

      カ 重症の低酸素脳症

      キ 腸閉塞

   2.一連につき30回を限度とするもの

      ア 網膜動脈閉塞症

      イ 突発性難聴

      ウ 放射線又は抗癌剤治療と併用される悪性腫瘍

      エ 難治性潰瘍を伴う末梢循環障害

      オ 皮膚移植

      カ 脊髄神経疾患

      キ 骨髄炎又は放射線障害


※保険適応疾患以外にも顔面神経麻痺やスポーツ軟部組織外傷(捻挫・打撲・靭帯損傷・肉離れ)等、高気圧酸素治療の対象となる場合がございますので、当院までお問い合わせください。
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