兵庫県西宮市の上ヶ原病院のリハビリテーション科からのお知らせです。
当法人では看護部が中心となり、毎年「実践報告会」という現場での実践を発表する会があります。リハビリテーション科も毎年参加させてもらい発表を行っています。
今年の発表は作業療法士の2名が発表しました。
「当院のレクリエーションにおける心理的反応の客観的な評価項目の検討」
「気管切開患者の入浴評価における客観的指標の導入」
もちろんこれらの実践を行うに当たっては他の作業療法士も協力しています。
法人内とはいえ、多くの人の前で発表するのは緊張します。こうした経験を通して、今度は全国での学会発表などに向けて度胸をつけていきたいと考えています。
こうした実践報告や研究活動を通して3つのことを意識しています。
① 根拠を持ったリハビリを行えるよう研鑽すること
② セラピストとして新たな視点を得ること
③ 当院のリハビリテーション科の取り組みをアピールすること
今後もこうした取り組みを通してリハビリテーション科の質を高め、患者様の問題の本質を捉え、根拠を持った訓練、視野を広く持ったお手伝いができるよう努力してまいります。
9月に名古屋での学会発表を控えているスタッフが数名居ます。またご報告させていただきます。
追記:看護部からは以下の報告がありました。
・禁煙外来から飛び出した!~地域での未成年の喫煙防止教育への取り組みに参加して~
・カンファレンスの継続により、身体拘束の減少を図る ~身体拘束使用中の観察・再評価シートを用いて~
・長期療養病棟における人生最終段階の医療やケアに関する患者家族の意識調査
・すまいるの現状を踏まえ、今後の方向性について考える