睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome:SAS)とは・・・
・睡眠中に無呼吸を繰り返すことで、様々な合併症を起こす病気です。・成人男性の約3~7%、女性の約2~5%にみられます。
・大きないびき、呼吸が止まる、呼吸が乱れる、睡眠時の窒息感、夜間の
頻尿、日中の眠気や起床時の頭痛などがあり、日中の強い眠気は、作業
効率の低下、居眠り運転事故や労働災害の原因にもなります。
診断
1) 携帯型装置による簡易検査
2) 一泊入院で行う睡眠ポリグラフ検査(PSG)による精密検査
があります。
PSGにて、1時間あたりの無呼吸と低呼吸を合わせた回数である無呼吸低呼吸指数(AHI)が 5以上であり、
かつ上記の症状を伴う際にSASと診断します。
AHI5~15を軽症、15~30を中等症、30以上を重症としています。
2) 一泊入院で行う睡眠ポリグラフ検査(PSG)による精密検査
があります。
PSGにて、1時間あたりの無呼吸と低呼吸を合わせた回数である無呼吸低呼吸指数(AHI)が 5以上であり、
かつ上記の症状を伴う際にSASと診断します。
AHI5~15を軽症、15~30を中等症、30以上を重症としています。
治療
AHIが20以上で日中の眠気などを認めるSASでは、経鼻的持続陽圧呼吸療法
(Continuous
posi-tive
airway pressure:CPAP)が標準的治療とされています。
CPAPはマスクを介して持続的に空気を送ることで、狭くなっている気道を広げる治療法です。
軽症の場合やCPAPが困難な例では、下あごを前方に移動させる口腔内装置(マウスピース)を使用して
治療することもあります。
治療しないと怖い!
SASを放置すると成人では高血圧、脳卒中、心筋梗塞などを引き起こす危険性が約3~4倍高くなり、
重症例では心血管系疾患発症の危険性が約5倍にもなります。
CPAP治療にて、健常人と同等まで死亡率を低下させることが出来ます。
airway pressure:CPAP)が標準的治療とされています。
CPAPはマスクを介して持続的に空気を送ることで、狭くなっている気道を広げる治療法です。
軽症の場合やCPAPが困難な例では、下あごを前方に移動させる口腔内装置(マウスピース)を使用して
治療することもあります。
治療しないと怖い!
SASを放置すると成人では高血圧、脳卒中、心筋梗塞などを引き起こす危険性が約3~4倍高くなり、
重症例では心血管系疾患発症の危険性が約5倍にもなります。
CPAP治療にて、健常人と同等まで死亡率を低下させることが出来ます。
検査にかかる費用
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査には、健康保険が適用されます。
簡易検査 | 1割負担の方 : 720 円 3割負担の方 : 2,160 円 ※上記費用に加えて、診察料などが別途掛かります。 |
|
精密検査 | 1割負担の方 : 8,570 円 3割負担の方 : 25,710 円 ※上記費用に加えて、部屋代や食事代などが別途掛かります。 |

