新年明けましておめでとうございます。
日本で初めての女性首相が誕生して初めての新年を迎えました。
日本の将来を一身に背負って、「働いて働いて働いて働く」パワフルな首相に期待を寄せてしまうのは私一人ではないかと思います。さまざまな意見や問題もありますが、少なくとも福祉、介護、医療分野では、持続可能な社会保障の基盤として補正予算という形で前向きな施策が進められていることは評価に値します。予算規模や対象範囲の詳細に不透明な点も残る中、今後の展開には期待と不安が入り混じっています。
一方、公的機関である国立大学病院や県立病院が大幅な赤字を抱えているという事実が、昨年になってやっと報道されるようになってきました。本来、公的資金で支えられるはずの機関が今さら赤字で慌てふためく姿には、計画性の欠如と現状分析の甘さに呆れる思いです。それでも遅きに失したとはいえ、ようやく気づいてくれたと受け止めることにします。医療のみならず、社会福祉の分野に至ってはさらに現状が見えているとは思えません。
社会福祉というのは文字通り、社会のものです。社会で取り残される人々がいないようにみんなで支え合うこと。できる人ができなくなった人を手伝う、持っている人が持っていない人に援助する。小学生の時からしていたことではないでしょうか。一緒に勉強して教えあったり、鉛筆や消しゴムを貸してあげて、時には取り合いもし、ガキ大将もいればノビ太もいる。そんな人間くさい世界です。大きく拡がった社会は多様性をもち、それだけに取り残されそうになる人々も多く、そこをすくい上げてくれるのが社会福祉であると思います。
AIやIT化が重要なことは言うまでもありませんが、そこについていけない人々を置き去りにし、差別の拡大に繋がるのは本末転倒です。ことさら私たちのかかわる分野では温度のある人の手を要するのです。せっかく流行語にもなった「働いて働いて・・・・・・」働けば働くほど手は暖かくなります。社会福祉への温かい手を今年も皆様に期待してやみません。








































