兵庫県西宮市の上ヶ原病院のリハビリテーション科からのお知らせです。
年明けすぐに、血液内科の医師、病棟の看護師と供にリハビリテーション科から理学療法士2名、作業療法士2名、合計6名が神戸市内で開催された「がんのリハビリテーション研修」に参加してきました。
当院には血液内科の専門医がおり血液疾患の治療をされている患者様も多くおられます。
リハビリテーション科では、今後、国が定める条件がありますので全ての方にとはいきませんが、血液疾患の治療中、またはご自宅で療養されていて当院に一時的に入院されるがんの患者様にもお役に立てるリハビリテーションが提供できるように体制を整えています。
化学療法など治療前の体力づくり、治療中のリラクゼーション、治療後の体力回復、在宅復帰後の自主練習の指導など、治療の時期に合わせたプログラムを構築中です。
リハビリというと「運動をして大変」というイメージがありますが、そうしたリハビリはリハビリテーションの一側面でしかありません。患者様やご家族と相談させていただきながらチームとして寄り添える体制を検討しています。
地域に必要とされるリハビリのみならず、当院ならではのリハビリテーションを提供できるよう常に改善を目指しています。
キーワード:がん 血液疾患 悪性リンパ腫 化学療法 造血幹細胞移植 輸血 リハビリ